「ありがとう十四山中学校」
78年。代々培ってきた私たちそれぞれの思い出が詰まった、この十四山中学校が今年で幕を閉じます。ここで過ごした中学三年間は、私たちにとってかけがえのない日々ばかりでした。
汗をかき、仲間と共に切磋琢磨してきた部活動。毎日少しずつ自分の成長を感じながら、暑い中、熱い思いで練習に励んできました。また、試合で勝利したときの達成感と仲間と結んだ強い友情は私たちの青春そのものです。
「素晴らしいものにしよう」と力を合わせて励んだ学校祭。学年を超えた交流とともに生徒全体の一体感を味わうことが出来ました。毎年、一人一人の学校祭にかける情熱がさらに重なり合い、最高の学校祭を生徒全員で作り上げることができました。
当たり前のように毎日笑顔で元気よく挨拶をし、授業を受け、美味しい給食を食べた3年間。この日常には、私たちの沢山の思い出が溢れています。
今年で母校の形が無くなってしまっても、この十四山中学校で過ごした3年間の思い出は、いつまでも私たちの心の中に残り続けます。ここで過ごし、培ってきた経験と思い出を胸に、これからも私たちは成長し続けます。どうか今後の私たちの活躍を見ていてください。十四山の魂、永遠なれ。
78年間、本当にありがとうございました。
徳村 心那